まぐろ印のツナ〜犬派んちの猫〜

老犬介護を終えて魂の抜けた生活をしていた犬母ちゃんの手の中に突然落ちて来た仔猫。家族に置いてきぼりを食らってしまった仔猫を犬母ちゃんが育てる波乱の日常とともに猫のために母ちゃんがお勉強をした情報をお届けします。

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幸せなトイレは猫を幸せにする

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猫に適切なトイレを選ぶ事は、飼い主の悩む問題行動を解決する大きな方法になります。

正しく楽に気持ちよく排泄できないというのは、動物全般において大変なストレスです。

人間の世界でも、トイレの神様がいたり、キチンとトイレ掃除をするとお金が溜まると言われたり、とかくトイレをキレイに保つと良い事があると言われていますが、実際に自分に合ったトイレの居心地はとてもよく、気持ちよく排泄できると気分良く一日を過ごす事ができます。

老犬のブログの方でも書きましたが、犬にも猫にも気持ちの良いトイレというものがあります。

もちろん彼らは人間ではありませんので、人間の仕様がそのまま反映されるわけではありません。

犬も猫もそれぞれに幸せになるトイレがあるようです。

そして、猫は犬よりもトイレに対するこだわりが強いようで、その分、犬よりもトイレのしつけはとてもしやすいようです。

こだわりが強いぶん、ぴったりとくるトイレさえ用意できれば、猫はそこで排泄してくれるからです。

それでは猫にとって排泄しやすい幸せなトイレとはどんなものでしょうか。

猫の習性から幸せなトイレを考える

まずは猫の習性から幸せなトイレを考えてみましょう。

我々、飼い主は人間で、今から幸せにしようとしているのは猫だからです。

どうやら犬と違って猫自身は、人間さまの社会のルールを覚えようなんてことはさらさらないようです。

ですから人間のほうで人間社会にあった猫の幸せな暮らしを人間社会の中に構築しなければなりません。

よくトイレのしつけなどと申しますが、とかく猫の場合、どうやらしつけというよりも、人間のほうが快適なトイレを人間の暮らしの中に用意してあげなければならないようです。

猫には犬よりもきちんとしたアセスメントが必要なのです。

そしてきちんと「環境」「行動」「結果」について考えることができれば、猫はもっと人間とお互い気持ち良く共生できるはずです。

猫は砂漠の生き物なので砂に排泄したがる

猫は砂の上に排泄したがります。

我々は、ペットショップや(昨今では)コンビニでさえも猫砂という商品を売っている事実から、それを知っています。

猫は砂の上で排泄したがる。これは猫の行動です。

では何故猫は砂の上に排泄したがるのでしょうか。

いわゆる我々人間と暮らしているイエネコの祖先は、リビアヤマネコではないかと言われています。

リビアヤマネコは、アフリカヤマネコと別称があるように砂漠やサバンナを筆頭に色々な環境で生息しているようですが、熱帯雨林には居ないそうです。

これで濡れるのを嫌う猫が多い理由が想像に難くなくなりましたが、それはまた別の機会に。

さて、砂漠や乾燥した土地に暮らしていたとすれば、好んで砂に排泄するのも理解できます。

そしてこのリビアヤマネコ、体重が3〜8キロと今のイエネコと同じく猫族の中でも小型です。
肉食の捕食動物とはいえかなり小型なのでもちろん天敵も少なくなかったでしょう。

天敵に居場所が見つかるなんて事はなんとしても避けたかったはずです。

想像してみましょう。

砂漠やサバンナの開けた土地で排泄した場合、排泄物から居場所がバレてしまうかもしれません。

では、どうするか。

当然、砂をかけて隠そうとすると想像できます。

余談ですが、猫と暮らしてみてわかったのですが、本当に猫は色々な場面で砂をかける仕草をします。

猫にとって砂遊びというのは習性的にストレス解消になっているのかもしれません。

かといってハムスターなどのように砂浴びをするような場所を猫サイズで用意するとなると飼い主さんはたまったものではありません。

せめてトイレぐらいは砂をかきたいという欲求を叶えてあげたいものです。

以上のことから、猫は砂の上に排泄し、それを隠したがるというのは、猫のトイレをわが家に構築する上で一番大切な方向性だといえるでしょう。

猫は砂の上にで排泄するという習性を無視する事は懸命ではありません。

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猫は自分の排泄する場所を決める

犬も猫もトイレと寝床は離して設置するとトイレの失敗が少なくなります。

犬や猫が排泄場所に対して抱く意識の混乱を防ぐためです。

犬も猫もそうですが、動物はそもそも決まった場所に排泄したがります。

自分の寝床やお産場所や食事をする場所など、本来の生活の場を清潔に保つ事は、病原体から身を守り生存するという意味では不可欠な事なので、当然の本能かもしれません。

「動物は自分の寝床では排泄したがらない」

これがもっともシンプルな原理です。

人間と共生するために人間の狭い住居で暮らす場合、広い自然界よりももっとトイレの場所を明確で詳細に決めてしまう事になります。

本来生息する広い自然界と違い、人間の決めた「世界」が、犬や猫の生活する「世界」になるからです。

特に猫は犬よりももっと縄張り意識が強く、本来は単独で暮らす動物ですから、場所に与える役割を、自然界のそれよりももっと明確で詳細にする事は容易に想像できます。

しかし、猫には「人間の都合で決めた境界線」を正しく理解する事はとても難しい事でしょう。

犬も猫もトイレは寝床から離すべきです。
トイレに寝床が近すぎると、犬や猫はトイレを寝床の一部と混乱してしまいます。

ケージの中に寝床とトイレを併設した場合、ケージから出した途端に排泄してしまう猫や犬が多いのはそういった理由です。

うちのツナさんのトイレトレーニングが比較的うまくいったのは、仔猫の時に、ツナさんが何度か排泄した場所にトイレを設置したからです。

そこが都合が良いからそこで排泄したのでしょう。

一度トイレを設置し、そこで間違いなくするようになれば、砂の感触やトイレの形状で排泄するようになります。

少しずつトイレを動かす事も可能になります。

猫は汚い場所では排泄したがらない

犬や猫のトイレはこまめに掃除をしてキレイに保つと失敗が格段に減ります。
犬や猫は決まった場所で排泄しますが、汚れた場所では排泄したがりません。
人間でも汚いトイレで排泄したい人はいませんね。
猫も犬も、極端にトイレが汚れているとトイレで排泄しません。
自分の排泄物の匂いが僅かに残っているとそこで排泄する場合もありますが、汚れているという状態だと排泄したがらないのです。
これは私の仮説ですが、自然界では雨で洗い流されたり分解されたりするので僅かに残った匂いで排泄場所を特定するのではと考えています。
とにかく、猫や犬は汚れた場所で排泄したがりませんので、こまめにトイレ掃除をする事をおすすめします。

猫のトイレは砂選びで幸せ度が格段に上がる

砂を選ぶ場合、身体に影響のない事はもちろんですが猫には各々、合う合わないがあるようです。

猫砂にはさまざまな材質や形状があります。

猫砂とは言いますが、現代、市販されている猫砂はペレット状であったり少し大きめの荒砂であったりします。

40年前、私が初めて猫を飼った頃は、川原から採取した砂を洗って乾かしてから猫の砂として利用していました。

今は、市販品のありとあらゆる猫砂が出ていて、飼い主さんのお世話の負担を減らしてくれています。

うちのツナさんは仔猫の時は荒めの砂で固まるタイプでしたが、今現在はペレットタイプです。

鉱物系や紙製のもの、木質タイプのものなどが出ています。

大きさや形状も本当に様々です。

犬や猫は足の裏の感触でトイレの場所を覚える傾向にあります。

一番最初の猫砂は飼い主さんが選んだもので構わないと思います。

経済的な問題や環境などを考えて最初の猫砂をび、もしもそれが我が家の猫にしっくり来て全く問題がないようであれば、そのまま、その猫砂を継続して使用すれば良いでしょう。

けれども、もしも、我が家の猫がトイレに問題を抱えているようであれば、それは猫砂に問題があるのかもしれません。

猫砂の形状や材質などを変えてみることが、問題解決に繋がるかもしれないのです。

猫のサイズに合ったトイレを選ぶ

猫にトイレの問題行動を起こさせる理由の一つにトイレのサイズの問題があります。

猫には身体にちょうど良いトイレのサイズというものがあります。

大きすぎても具合が悪いですし、小さすぎても問題があるようです。

あまり苦労する事なく、軽く跨げば中に入れる高さで、ぐるりと身体を楽に一周させることができるサイズが望ましいようです。

理想は成長によってトイレのサイズを変える事です。

仔猫の時は空き箱や100均のトレーなどで充分対応できます。

だいたいの身体の大きさの決まる一歳くらいにきちんとしたトイレのサイズを選んであげれば良いかもしれません。

うちのツナさんは、現在のトイレはVer.4です。

少しずつサイズを上げていきました。

今のトイレは使用時かなり大きかったのですが、今では少し大きいかなくらいのサイズになりました。

おそらく半年後にはちょうど良いサイズになっているでしょう。

一歳を迎える頃には大きさもほとんど決まってしまうので、このトイレはとうぶん活躍してくれると思います。

飼い主さんの負担も減らして幸せトイレ

猫が幸せなのは当然の事ですが、犬や猫と暮らす人間も同時に幸せを感じなければならないと私は考えます。

共に暮らす犬のため、猫のためと飼い主さんはいつも頭を悩ませますけれども、あまりに理想を追い求め過ぎて、いつも眉間に皺を寄せているようではいけません。

犬は特に飼い主さんの気持ちにとても敏感ですし、我関せずを貫き通しているようにみえる猫も、笑っている飼い主さんがとても好きです。

ですから、飼い主さんがしんどいと犬も猫も幸せになれません。

猫のための幸せなトイレ選びには飼い主さんの負担を減らすというファクターが絶対に欠かせません。

現代は、その要素を解決しようとする企業努力もたくさんの商品から見受けられます。

飼い主さんの負担や、猫自身の個性に合わせて幸せなトイレを選びたいものです。