まぐろ印のツナ〜犬派んちの猫〜

老犬介護を終えて魂の抜けた生活をしていた犬母ちゃんの手の中に突然落ちて来た仔猫。家族に置いてきぼりを食らってしまった仔猫を犬母ちゃんが育てる波乱の日常とともに猫のために母ちゃんがお勉強をした情報をお届けします。

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保護猫ツナさん、ダイエットを強いられる

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世の中には猫の体重をコントロールするためのキャットフードがたくさん出ています。

これは猫がダイエットが必要になる場面が多大にあるという事に他なりません。

猫は比較的簡単に肥満になるそうです。

これはイエネコの祖先であるリビアヤマネコが、砂漠に住んでいるため、省エネ生活を送る性質だからと言われています。

獲物の数の限られた砂漠では、できるだけ消費エネルギーを抑えた生活を送ることが、生き残りにはとても重要な要素です。

獲物を狙う本能を利用した遊びをする場合でも、猫は「待ち伏せ」という戦法を好んで使います。

できるだけエネルギーを使わないという本能を持った猫に、充分な食事を与えればどうなるかというのは想像に難くないでしょう。

ですから、猫には普段から「息が切れるまで」遊んであげる必要性が生じるのです。

猫は一度肥満にしてしまうと、ダイエットに取り掛かるのはとても大変だと言うことが想像できるでしょう。

活発に獲物を獲る訓練をする幼少期ならまだしも、大人になってダイエットをするというのは猫にとっては犬の場合よりもずいぶん大変です。

犬のように健気に飼い主さんの指示に従うタイプでもないし、飼い主さんとともに協力して何かを成し遂げるタイプでもないからです。

猫のツナさん、隠れ肥満と診断される

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「食い力」がなく、食への執着が薄いツナさんに、なんとか規定量のごはんを食べさせようと手を変え品を変え頑張っていた私ですが、その成果の大いなる副産物として、ツナさんのお腹の中には内臓脂肪が蓄積される事になってしまいました。

実は、抱っこした時にえらくお腹がぽよんぽよんして来たなあと思ってはいたのです。

けれども、まともに猫を抱いたのは実に30年ぶり。

こんなもんかなあという思いも拭えません。

どのみち、母ちゃんがツナさんのお腹のぽよんぽよんに違和感を覚えた事は間違いなく、後にこの違和感が間違いではないことを思い知るのです。

それはそう、まさに避妊手術の時に撮ったレントゲン写真。

内臓脂肪のつき方が非常に多かったのです。

ツナさんは見た目とても痩せてみえます。

ですから、もっと食べさせなきゃ!と思ってしまったというのも否めません。

気がつくと、ツナさんは動物病院の先生に「隠れ肥満」と診断されるほどに内臓脂肪を溜め込んでいました。

猫の肥満と危険性

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猫に限らず、あらゆる動物において肥満は万病の元であるという事実は、誰もが知るところです。

もちろん猫が例外であるはずもなく、猫の場合は、体重増加による運動不足も進行するため、肥満により引き起こされる疾患もまたたくさんあります。

肥満になれば、あらゆる身体の負担は大きくなります。

特に、心疾患は、見過ごせない病気のひとつです。

ツナさんの場合は心臓のカタチが生まれつき少し変わっているのと血液検査の結果に少し心配な点が見られた事で、この「隠れ肥満」を早期に解決する事が望ましいことがわかりました。

もちろん、心疾患意外にも、脂肪肝や糖尿などと危険性も一気に増します。

脂肪肝や糖尿は、蓄積によって引き起こされるものなので、なかなかに厄介です。

さらに内臓脂肪が多いと、これらの疾患には特に注意が必要なようです。

これらの病気は命に関わるものです。

肥満は本当に恐ろしいのです。

それと同時に、椎間板ヘルニアなどのような、体重の負担による疾患の危険性もグッと上がります。

怪我などの危険も増えます。

猫のダイエット方法

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あくまでもツナさんの場合、あまりに食べないので母ちゃんがトッピングをしたり、おやつをのせてみたり、手を変え品を変え、なんとか食べさせようとした結果です。

と、いうことは、おやつやトッピングを減らせば良いのです。

ツナさんは、あまりにキャットフードを食べないので、毎回のようにトッピングをしたり、ちゅーるをかけたり、おやつをプラスしていました。

本来はキャットフードだけで充分な栄養がとれるはずなのです。

ダイエットの基本は消費カロリーと摂取カロリーのバランスを取る事です。

ツナさんは仔猫なので、まだまだ筋肉もつくでしょう。

よく遊び、健康的にしっかりとした栄養バランスで食事をする事こそ、ダイエットの秘訣です。

仔猫にはまだまだ成長のために必要な栄養素がたくさんあって、それらを欠かす事は、将来の健康によくありません。

ツナさんは、毎食のトッピングを一日一本のちゅーるにとどめ、心を鬼にして仔猫の成長に必要な栄養素を含んだ、仔猫専用のキャットフードだけを規定量与えるという方法で、ダイエットする事にしました。

実行しはじめて、規定量に満たないこともたまにありますが、順調にごはんも食べています。

お腹のぽよんぽよんもだいぶ解消されたように思います。

これからは、運動も少しずつ取り入れながら、内臓脂肪を溜め込まないように気をつけて行きたいと思います。

犬猫のダイエットは飼い主さんの闘い

あまり「食」に対して興味のないツナさんでさえ、おやつをあげた時の少し嬉しそうな態度に、これだけ一喜一憂します。

ダイエットのはじめの頃、いつもかかっているトッピングがかかっていない事に気付いたツナさんが、「あれ?」という顔で見上げる姿には、心臓をギューっと掴まれたような、なんとも言えない気持ちになりました。

おやつをあげるというのは、飼い主さんにとっては、我が子とコミュニケーションをとる大切な時間であり、とんでもなく癒される時間です。

犬や猫におやつをあげる事は飼い主さんへのご褒美なのです。

ですから、ダイエットのためにおやつの回数を減らすというのは、飼い主さんが当の猫よりも苦しみ悲しむのかもしれません。

実際、私は心を鬼にしています。

犬猫のダイエットは当の犬や猫よりも、飼い主さんの闘いなのです。