まぐろ印のツナ〜犬派んちの猫〜

老犬介護を終えて魂の抜けた生活をしていた犬母ちゃんの手の中に突然落ちて来た仔猫。家族に置いてきぼりを食らってしまった仔猫を犬母ちゃんが育てる波乱の日常とともに猫のために母ちゃんがお勉強をした情報をお届けします。

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犬母ちゃん、保護猫をお風呂に入れる

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猫をお風呂に入れるのはとても大変な事です。

飼い主さんも猫もかなりの負担がかかります。

とはいえ、室内で暮らす猫をお風呂に入れる回数はとても少なくて良いと言われています。

そもそも砂漠やサバンナなど乾燥した土地を中心に生活していたイエネコの祖先、リビアヤマネコは水が苦手です。

熱帯雨林にだけは居ないと言いますから、水がとても苦手であろう事は容易に想像できます。

そのかわりに、猫のグルーミングの回数は半端なく多い。

身体を清潔に保とうとする意思は、なんだか犬よりも猫のほうが強いように感じます。

しかし、人間の家庭で暮らす以上、汚れてしまったらシャンプーするしかありません。

これは、犬の時と同じです。

犬猫の事となるとめんどくさいと思う事がほぼほぼない私が、お風呂となると腰が重くなるのは、犬猫にとってお風呂はとても優先順位が低く、犬猫にとってはただただ迷惑だからかもしれません。

けれども、どうしてもお風呂に入れなければならないなら、できるだけ負担を減らしたいと思うのが親心です。

犬母ちゃん、猫のシャンプーを買いに行く

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一通りの命の危機を脱したツナさんは、元気よく毎日寝床から飛び出して、イタズラをし、母ちゃんに見つかると慌てて寝床に帰るという風な生活になりました。

とても微笑ましい光景なのですが、そうなると気になるのは身体の汚れやノミの事です。

実は、亡き愛犬まぐろさんも一度、ノミで悩まされた事がありました。

ツナさんは、もともとは野良猫ですので、当然、ノミがついている可能性は多大にあります。

悩んだあげく、私は、ツナさんをお風呂に入れる事にしました。

どのみち、野良猫であったツナさんはお風呂に入れる必要があるのは曲げられない事実です。

25キロ近くあるあんまり動けない老犬を、お風呂場に連れて行って洗っていた事を思えば、今、ほぼほぼ片手に乗っている小さな仔猫をシャンプーする事など造作もないでしょう。

私は自分に言い聞かせて、重い腰を上げました。

さて、うちに居たのは寝たきりの老犬です。

残っているシャンプーはドライシャンプーとシャンプータオルだけです。

まずは、シャンプーを調達するところから始めなければなりません。

正直、ツナさんはまぐろさんよりもシャンプーの回数は少なくて済むでしょう。

ならば間に合わせのシャンプーをひとまず購入するのが賢明かもしれません。

私は、取り急ぎ、近くの薬局で手に入るシャンプーを使用する事に決めました。

犬ももちろんですが、猫も簡単にシャンプーを選ぶのならば、コツがあります。

  • 低刺激であること
  • シャンプーする目的にあっている事
  • 犬猫専用である事
  • 犬猫にとって嫌な臭いではない事

これを考えると自ずと買うべきシャンプーは絞り込まれます。

とりあえずのところ私はライオンのペットキレイを選びました。

理由は、近所の薬局にあって、低刺激でノミ取りという目的も果たせ、コスパも良いからです。

香料に関しては少し不安が残るのですが、もしも、ツナさんをお風呂に入れる回数を増やさなければならない事態になった場合は、もっと良いシャンプーを選ぶ事にして、今はこのめちゃくちゃ簡単に手に入るシャンプーを使用する事ににしました。

犬猫のノミを取るためのシャンプーの仕方

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普通、猫をシャンプーする場合はいきなりシャワーをかけるなんて事はしてはいけません。

水音は、ビビりな彼らにとってとても怖いものです。

低水圧のシャワーでお尻から濡らしていくのが基本です。

しかし、ツナさんをお風呂に入れる目的はノミをおとなしくさせるためです。

市販のシャンプーではもちろんノミは鈍くなったり休眠したりするだけで、完全に死んでしまうわけではありません。

おまけに卵は死んだり、孵化阻害されたりするわけではないので、洗い流し切れなかった卵はやがて孵化してしまいます。

私は、老犬のノミを駆虫剤を使わずに、駆除した事がありますが、基本的に、弱った成虫を少しずつ減らすという方法でした。

シャンプーでその場でノミを駆除するのは難しいのです。

けれども一回のシャンプーでできる限りの成虫や卵や蛹を、身体から洗い落とす必要があります。

ノミの増え方はねずみ算式なので、最初の数をどのくらい減らせるかが勝負です。

しかも、仔猫をシャンプー嫌いにしてしまわないように(まあ、そもそも嫌いなのは周知の事実なのですが)できるだけ優しく、手早く済ます必要があります。

洗う順番

犬も猫も顔を濡らす事が嫌いですし、耳の中はとても繊細です。

顔や耳の方にノミが逃げてしまうとものすごく大変なので、とりあえず、クビから上にノミがいかないように、優しくクビ周りを濡らします。

水音ができるだけ静かであるように、あらかじめ洗面器などにお湯をためておく事がとても重要です。

私の場合は、シャンプーを溶かした泡を入れた洗面器と、お湯だけの洗面器を二つ用意します。

その泡をクビ周りにぐるりとつけてから、他のところをシャンプーしていきます。

ツナさんの場合は、クビ周りを泡でぐるりと濡らして、シャンプーの泡の中にクビから下をつけるという方法をとりましたが、比較的おとなしくシャンプーさせてくれました。

色々と調べて、もっと戦争のような風呂場を想像していたので、少し拍子抜けしたくらいです。

泡を洗い流す時は別の洗面器にためたお湯を使います。こうすると、突然の水音が少なくて済むので、犬猫がパニックを起こす事が少なくて済みます。

ちょうど良いサイズの風呂桶につける

市販のノミ取りシャンプーは、犬猫に影響の少ないように、ノミ取りの効果はとても低く作られています。

そのため、シャンプーを溶かしたお湯にしばらくつけておくと、効果を最大限に利用できます。

幸い、ツナさんのサイズは、人間用の風呂桶でなければ充分でなかったお姉ちゃんのまぐろさんに比べたら洗面器で事足りるサイズです。

ラッキーな事に、ケージ代わりに使っていたツナさんの寝床であるプラスチックのケースが、めちゃくちゃ丁度良いサイズでしたので、私はこれをこれからツナさんが巨大な猫にならない限りは、ツナさん専用の風呂桶として使い続ける事にしました。

リサイクル精神大事。

猫も犬も、地に足がついてないと暴れます。

暴れるのを抑えようとすると、余計に暴れるのが犬猫です。

この「日本人の心で湯船にゆっくりつかる方法」だと、地に足がついているので、比較的暴れないというのも利点のひとつなのです。

嫌がる事は一瞬で終わらせる

犬猫の生活を支援するコツは、嫌がる事は一瞬で終わらせるということです。

亡き愛犬まぐろさんも、年老いて動けなくなってからは、ストレスが溜まるとすぐに血尿を出すという繊細さを発揮してくれていましたので、それは変えようのない事実だという事を、私は心の底から理解しています。

そのために、私は、お風呂に入れるなんていう犬猫にとっては、嫌な事の代名詞のような物事に取り掛かるにあたっては、頭の中で何度もシュミレーションします。

私は、普段はかなり行き当たりばったりな性格だと思います。

行き当たりばったりな上にズボラです。

それでも、犬猫の嫌がる事をする時は、頭の中で何度もシュミレーションして、事前にしっかり準備をしてから取り掛かります。

一瞬で終わらせたいからです。

いつものように、とりあえず、取り掛かってから考えるでは、時間がかかってしまう。

そうすると、犬猫に負担がかかってしまうのです。

どうやったらできるだけ短い時間で終わらせる事ができるのかを考えた上で取り掛かる事が重要でしょう。

無理にドライヤーを使わない

私は犬猫にドライヤーを使わない派です。

その代わり、大量のタオルを用意します。

理由は至極簡単です。

犬や猫がドライヤーをとっても嫌がることが多いからです。

もちろん、プードルやセッターなど、毛足の長い犬を乾かす時はドライヤーを使用していました。

けれども亡き愛犬まぐろさんは短毛でした。

暖かい時であれば、ブルブル一発ですぐに乾いてくれていましたが、とはいえ、当然タオルドライは必要です。

彼女は身体が大きかったので、全身を大量のタオルで拭いて乾かしていました。

ツナさんもその方法を取ることにしました。

幸い、ツナさんはとても小さいので何度もタオルで包んでは水気を取るという方法で意外にもすっかり乾きました。

まあ、正確にいうと、まぐろさんに愛用していた魔法のタオルが大活躍してくれたのです。

合成セームというものを使用した超吸水のスポンジのようなタオルです。

多少扱いに注意が必要ですが、短毛種であれば、本当にドライヤー要らずです。

ツナさんは、まぐろさんからのお下がりのこのタオルで先ずは水気を取った後、合計5枚のタオルで包んでは拭きを繰り返し、すっかり乾いてくれました。

音に敏感で無ければ、ドライヤーのほうが良いのでしょうが、うちのムスメたちは、どうもドライヤーの音が苦手なようです。

大きい音はそこまで怖がらないし、掃除機の音も平気なのですが、ドライヤーは苦手。

そこはまぐろさんの特徴を引き継いじゃったかな。

犬母ちゃん、無事に仔猫をお風呂に入れる

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そんなこんなで、小さなツナさんは、私を拍子抜けさせるほどおとなしくお風呂に入ってくれました。

もちろん、まぐろさんをお風呂に入れていた経験はとても生きていたと思います。

嫌がる事であるという予想を元に、事前に準備をし、シュミレーションできたのは、まぐろさんで経験した事があったからこそです。

これから何度かお風呂に入れることもあるでしょう。

ずーっと、お風呂がイヤな事にならないように、私も頑張っていこうと思います。